女子大学生日記

呼吸と幸せと

牛乳見知りたち

 

 

私はコーヒーは飲まないが、毎日ココア牛乳を一杯飲む習慣がある

 

透明の小さめなグラスに冷蔵庫から出した牛乳を9割くらい注いで

 

そこに小さめのスプーン山盛り二杯くらいを入れる

 

冷たい牛乳には溶けにくいタイプのココアなので、ココアを入れてもそれは大陸のように牛乳の水面に立体で、堂々としたまま

 

溢れないようにレンジに運んだら、600Wで1分

 

1分以内ならレンジを覗くのが好きになる

 

牛乳と接した面からココアがゆっくり溶けていって、コップの底に沈んでいく

 

白い牛乳にうす茶色い幕が降りていく

 

眺めているとあっという間にレンジが鳴いて、それを取り出す

 

ココアをすくった時のスプーンでくるくるとかき回すと、大体は白と溶け合って、あとはダマになって、うまく牛乳に混ざらない

 

わたしはあえてそのダマたちを生かして飲む

 

ダマの中のブツは牛乳とまるで接してなかった粉そのままなので、

ダマが口の中に入って弾ける

 

それらの突然の出会いはサリサリとした舌触りで、

そして口の中で、やっと牛乳と溶け合う 

 

 

口の中でさらに濃ゆいお味になる

 

 

あ〜〜濃いい。