女子大学生日記

呼吸と幸せと

キラキラ

 

 

課題が立て込むと学校を出られるのは6時を回ることが多い。

 

すっかり空は月の舞台になっている。

 

学校をでると東に伸びる桜並木に、冬はイルミネーションが点灯している。

 

イルミネーションは、冬がきたことを知らせるモノのひとつだと思う。

 

あんまり綺麗だから、通る度その並木のすぐ隣を沿って歩いてしまう。

 

冬のイルミネーションは本当に美しい。

 

冷たい空気の、その空気の結晶ひと粒ひと粒に、イルミネーションの小さな光ひとつひとつが反射しているようで、輝きを増す。

 

 

冬にイルミネーションが灯ることは誰も疑問に思わないことだし、それは世界のみな皆さまが築いてきた自然の流れなわけで。

わたしは冬のイルミネーションに、その都度満たされてしまうわけで。

 

なるほど、そういうふうにできているんだなぁ(さくらももこ風)と感心してしまう。

 

イルミネーションという不自然の光の集まりが、こうして自然と当たり前にきらめいているのは、これがまた関心することなのだ。

 

 

夏に光るイルミネーションなんて、きっと季節はずれだって、思うんだものね。

 

 

ふ〜ん、夕ごはんは、なに食べようかなぁ。